離婚って最近では割と当たり前といいますか、認知度も高くなってきているように思います。

そして離婚で気になる事は片親になった時の子どもへの影響だと思います。

 

片親の子どもは不幸だ

なんて言葉は私自身も陰でちょくちょく言われてきました。

確かに両親揃っていることがいいのかもしれません。

 

ただそれが両親のどちらかがツラそうにしていたり、日々喧嘩やいがみ合いをしている様な家庭だとどうでしょう。

私はそんな親を見るのがイヤでイヤでしかたありませんでした。

 

そして、両親を離婚をさせたのは当時16歳の私でした。

 

両親の離婚の原因は割とよくある父親の「浮気」です。

ただなぜ16歳の私が両親を離婚させるに至ったのか?

離婚と言う選択は果たしてそんなに子どもにとって不幸なのか?

 

私が両親を離婚させた経緯や子ども目線から片親家庭で育った感じたことをお伝えしたいと思います。

 

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両親が離婚に至るまで

私が父の悪事を見つける

私が高校2年生にあがってすぐ、機械に鈍い父が携帯を買い替えたことでデータ移しや設定についてなど私に任されました。

お察しの通り、私が父親のデータ移行を行ったことがきっかけで父親の浮気について発覚しました。

 

「あぁ、まさか自分の父親が浮気してるなんてなぁ」

「ていうか、私が見つけちゃうなんてなぁ」

「お母さんは知ってんのかな?」

なんて、あれこれいろいろ思い私の心の中では凄い動揺したのを覚えています。

そんな私は何を思ったのか・・・父の携帯から抜き取れる証拠の全てを私の携帯へコピーしました。

 

そして依頼通り携帯の設定が全て完了してから何の気なしに父親へ返しました。

 

さすがに浮気の証拠を見返すことはしませんでしたが私の携帯にデータが入りっぱなしは居心地が凄く悪かったです。

そりゃそうですよね、肉親の醜い部分を暴いてしまったのですから。

 

なんでわざわざ私はそんな気分の良くないことをしたのか?

今でも私自身わかりませんが「悪事の証拠は後に何かの役に立つ」と思ったのだと思います。

なんでしょうね、ドロドロの昼ドラのような印象を書いている自分でも感じてしまいます(笑)

(しかし悲しかな・・・後の私の元夫の浮気発覚時にも役立ちました)

 

父の「悪事の証拠」を掴んでから半年くらいこれまで通り家族と普通に平凡に過ごしてきました。

父と出かける事もありましたし、家族みんなでワイワイご飯を食べに行ったり。

自分でも思いますが、神経が図太いのか感覚が鈍いのか精神力がたくましいのか?わかりませんが本当にいつも通り家族と過ごしていたと思います。

 

しばらくして母に打ち明ける

高校生になって初めての堪能しまくった夏休みが明けた秋口の頃。

私と母は友達の様な親子関係で仲がいいのですが、一緒に出掛けた日の車内で少し話を吹っかけてみたのです。

 

「お母さんはお父さんの秘密知ってる?」と。

もちろん、秘密の内容の前提は浮気の事を指していたのですが念のため、父親がへそくりを隠し持っているというネタの両方を持ち合わせて質問を投げかけました。

 

母の反応は「ん~なんやろなぁ」といった反応でぼかしていましたが、ふと「何か知ってるな?」と真剣な母の反応が返ってきたのでお互いがどう話していいものか、腹の探り合いの様な会話が続き(笑)

 

しびれを切らした母が「心当たりがあるから言ってみて」というのでストレートに

「お父さん浮気してるよな」とオブラートも何もない情報を突き出しました。

 

「あぁ、やっぱり。けどなんでいなみが知ってんの?」

と聞かれたので知っている経緯や持っている証拠についての話をしたのです。

 

すると、母自身は突き出せる証拠はないものの確信していた事、これまで誰にも相談できなかったことで溜め込み続け1人でずっと自分の在り方やどうするべきなのか戦っていたことを聞いた私はいつも強い母だと思っていた人は本当は強くないんだと感じました。

 

私の持つ証拠で確信をもったことでそれから度々気持ち的に耐えきれなくなった母が私に感情をこぼすようになり、過呼吸になるほど泣き崩れる日々がありました。

 

私が知っていることを話さなければ母はここまで辛い思いをしなくて済んだんじゃないか?と責任を感じることもあります。

もっと平和的に解決できる別の方法があったんじゃないか、と今なら思いましたが当時の私には出来なかったのだと思います。

さすがに私一人で父の悪事を墓場まで持っていけるまでの精神力はなく抱えきれなかったんだと。

 

母に離婚という選択を

私にとって両親は大事です。

しかし母だけが子どもである私たちの生活の為に辛い思いをして過ごすのは違うんじゃないか?と思うようになりました。

私が父の事実について言わなければ母はここまで辛い思いをしなくて済んだんだろうと責任も感じています。

 

辛いなら離婚すればいい。私たち(当時16歳・12歳・9歳)はもう自分の意志は自分で伝えられる程に大きい。みんなで協力すれば生きていける。

母1人で辛い思いをする必要はなく無理なら無理と言えばいいと私は伝えました。

(もちろん下の兄弟たちは何も知りません。)

 

しばらくして母は離婚を決意し、それからの母の変わりようや行動力は凄まじかったです。

パート勤めしていた仕事から社員に変わり、父の収入からへそくりひたすら離婚という目標に向けて行動し、弱音を吐く日が減りました。

 

そして離婚を決意して1年。ひたすら離婚に向けて準備をし出先の賃貸契約も済ませ後は荷物を持ち出すだけという状態になり、とうとう父に離婚を突きつける日がきました。

 

さすがに私は居合わせる事はしませんでしたが、しばらく何度も話し合いを繰り返す日が続いたそうです。

そして、離婚が決まり私たちのひとり親家庭の生活が始まりました。

 

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子どもは母のツラい姿をみてられない

当たり前の事ですが、誰も親の辛そうな姿は見たくはありません。

そして人としての醜い部分も見たくありません。

 

私は親の笑顔が見たいのです。

たとえひとり親になり生活が大変になったとしても、ツラい姿を見なくて済むのなら私は受け入れられました。

あるに越したことはありませんが、何が何でも生活に余裕のある暮らしがしたい!と思いません。

 

今回の件に関しては発見当時の不可抗力と余計な事さえ言わなければよかったんじゃないかと私にも原因があったと承知しています。

離婚してからの母からよく「離婚してよかった。1人で子供たちを育てていく事は大変。当時の不安や辛さに比べれば幸せだ」と笑顔で言ってくれます。

「必要のない重荷を背負わせてごめん」とも「離婚をすすめたこともなにも気にしなくていい」とも言われます。

私の言動で母の人生が変わってしまったことに責任を感じますが、結果良かったと言ってもらえれば少しは救われます。

 

今では、子ども3人全員を立派に成人まで育ててくれた母に敬意と感謝をしています。

 

離婚に踏み切れない理由

「ずっと(浮気を)知ってたけど自分でどう判断するべきなのかわからなかった」

「私(母)1人で子供たちを育てる事ができるのかもわからない」

「子どもには苦労させたくない」

と、母が言っていました。

 

私からしてみれば「そんなこときにしなくていいのに 」という気持ちでした。

子どもは思ったよりもたくましいです。

なにがなんでも両親揃った安定した生活を続けたい!なんて私は思いもしませんでした(笑)

 

そりゃ親心として安定した生活をさせてあげたいという気持ちは今ならわかります。

けど、ないならないなりの生活の中で楽しい事、幸せな事を見つける事ができます。

そして生活の知恵もつきます!

離婚してから私は学校に持っていくお弁当とかは自分でまかなったり、家事をするようになりました。

 

 

「ひとり親で子どもを養う生活は大変やろうけど子ども大事さにオカンは強くなれる」と母は言います。

どうにかなるかな?」ではなく「どうにかしてしまう」。

 

それは、現にシングルマザーであるいなみも感じます。

困ったことがあってどうしよう?と思う事もありますが、結局どうにかしてしまうのです。

 

 

両親の離婚で学んだことも多い

 

母1人子3人の生活が始まってからはみんなが協力して生きていかなければなりません。

よって、先ほども書いたように私は学校へもっていくお弁当を作るようになりましたし、母の帰りが遅くなると分かれば夕飯の支度もしました。

母が洗濯をする余裕がない時には私が洗濯をすることも。

 

離婚するまで一切私は家で母親の手伝いをした記憶がありませんでしたが、家事に関してかなり鍛え上げられたと思います!

お陰様で結婚した当時は家事に不安はありませんでした(  ・`д・´)b”

 

 

そして学んだことは家事だけではありません。

 

自分でできる事は自分でしなければいけない、これは大きい学びだと思います。

小さい頃からよく言われていましたが、イマイチ実感していませんでしたし心のどこかで母親がやってくれるだろう、なんて生ぬるい考えがありました。

 

しかし離婚したことで否が応でも自分で自分の事をしなければならない、母1人に全てを任してはいけない、みんなで協力していかなければならないんだと思うようになったのです。

いつまでも親に甘えてはいられないんだ、と認識したきっかけでもあります。

 

 

私が困った時にはいつも手助けしてくれた親ですが、いつまでも親に頼り・甘えていてはいられないのですから自分の力で生きていくという力をつけなければいけません。

 

親が離婚したことを祝福

離婚は今では結構当たり前というか、そこまで悲劇なものに感じなくなっては来ていますがそれでも離婚=不幸と感じる人は未だに居ます。

 

しかし、私は母が辛そうにしているのを見続ける事を思えばきっぱり離婚し今では楽しそうにイキイキしている母をみて嬉しさや安心を感じます。

 

 

母が母らしく笑顔で過ごせるなら離婚は悪いものだと私は一切感じません でした。

辛そうな・悲しそうな・しんどそうな、不の感情で居続ける親の顔を見続ける事の方がよっぽど不幸のように感じます。

 

 

「肩の荷が下りた」とボソッと言った母には私にこぼした感情以上に私にはわからない辛い思いをしていたのだと思います。

 

 

離婚は子どもにとって特別不幸ではない

結局のところ離婚したからと言って子どもが不幸なのか?と聞かれれば私の経験で感じたことは特別不幸ではないということ。

 

家事だったり自立心も学んでいましたし、親のツラい姿を見る事の方がはっきりいって不幸だと私は感じました。

離婚も一種の人生選択です。

その選択によって親が幸せになるなら私も幸せです。

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